警視庁サイバー犯罪対策課

警視庁サイバー犯罪対策課とは、サイバー犯罪（ハイテクを駆使、利用した犯罪）を取り締まるために特別に警察内に設置されている部署です。ネットの発展や社会への浸透、利用者の増加とともに不正アクセスやコンピューターウイルス、フィッシング、詐欺などの犯罪件数が増えたため、警視庁内に専門の対策室が作られました。サイバー犯罪対策課では、ネット犯罪を取り締まったり相談を受けたりするだけではなく、毎年ネット犯罪の発生件数や検挙件数などの統計データも発表しています。

東京では警視庁生活安全部のもとに「ハイテク犯罪対策センター」が設置されており、ネット犯罪が発生すると、各警察署とハイテク犯罪対策センターが連携して対応にあたります。

各都道府県にもそれぞれサイバー犯罪を専門に取り扱う部署があり、被害者からの相談を受け付けたり独自に捜査を行ったりしています。
各都道府県のサイバー犯罪相談窓口
https://www.npa.go.jp/cyber/soudan.html

ネット上で不正送金、不正アクセス、コンピュータウイルス、詐欺やフィッシングなどの被害を受けたら、お近くの都道府県のサイバー犯罪対策課へ相談してみると良いでしょう。