悪徳業者から被害に遭ったら?具体的な対処法や相談窓口を解説
プライバシー(権)侵害
プライバシー権侵害とは、他人のプライバシー情報を勝手に収集したり公開したりすることです。人には憲法上「私生活上の情報をみだりに公開されない権利」である「プライバシー権」が認められます。現代では「氏名」や「住所」などの個人情報もプライバシー権の一内容として保護されます。プライバシー権は憲法によって保障される重要な人権であり、他者が勝手に侵害することは許されないので、プライバシー権侵害は違法行為です。
プライバシー権侵害の被害者は、加害者に対して差し止めや損害賠償請求が可能です。ただしプライバシー権侵害には「罰則」がもうけられていないので、被害者が加害者への処罰を求めることは基本的にできません(個人情報保護法違反となるケースを除く)。
ネット上でもプライバシー権侵害が発生する例が非常に多くなっています。具体例は以下の通りです。
- ネット掲示板や出会い系サイトなどで他人のメールアドレスや住所を勝手に公開する
- 他人の写っている写真や動画をSNSやブログに勝手に投稿する
- 他人の住居の写真(表札が写っている)をSNSなどに勝手に投稿する
- 他人の前科や家族関係などの情報を記事やブログなどで公開する
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