悪質な水道管修理業者に注意!詐欺被害に遭ったときの対処法を解説
親告罪
親告罪とは、被害者が刑事告訴をしない限り加害者に対する公訴提起ができない犯罪です。犯罪行為が行われても被害者が刑事告訴しない限り捜査が行われず、加害者が逮捕されることもありません。
ネット上で問題になりやすい犯罪にも、以下の通り親告罪がいくつかあります。
- 名誉毀損罪
- 侮辱罪
- 著作権侵害(被害者が一般人で営利目的がないケースなど)
名誉毀損罪や侮辱罪は親告罪です。文章やイラスト、写真、音楽などの著作物を勝手にダウンロードしたり公開したりする著作権侵害は大部分が親告罪ですが、一部非親告罪となっています。
一方、以下のような犯罪は親告罪ではありません。
- 脅迫罪、強要罪
- 恐喝罪
- 業務妨害罪
相手に害悪を告知して脅す脅迫罪、暴行や脅迫によって義務のないことを強要する強要罪、暴行や脅迫によって金銭を払わせる恐喝罪、相手の業務を妨害する業務妨害罪はいずれも親告罪ではありません。著作権侵害も一部非親告罪化されています。ネットでこれらの犯罪行為をすると、被害者が刑事告訴しなくても加害者が処罰される可能性があります。
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