【記事監修】「訳アリ物件買取プロ」で記事の監修をしました
デジタルタトゥー
デジタルタトゥーとは、ネット上にデータや投稿、ニュース記事などが半永久的に残ることです。特に「前科や逮捕の情報」「個人情報」「リベンジポルノの画像や動画」などの「本人が掲載を望まない情報が残り続けるケース」を指してデジタルタトゥーというのが通常です。
タトゥーは入れ墨のことですが、入れ墨はいったん彫ると簡単には消せず一生残るものです。ネット上の投稿やデータもいったん投稿されるとなかなか消せないので「デジタルなタトゥー」のようなものとして「デジタルタトゥー」と呼ばれます。
ネット誹謗中傷や個人情報がさらされる被害に遭った場合などには、デジタルタトゥーの効果によって不利益情報がネット上に半永久的に残り、さまざまな人の目に触れるリスクが発生するので注意が必要です。
ただ入れ墨を消せる可能性があるように、デジタルタトゥーも消去できる可能性があります。法的な手続きで削除請求を進めれば明らかな権利侵害の投稿は削除できるのが通常です。
情報が拡散されすぎるとすべて消去するのが事実上困難となりやすいので、問題のある投稿を発見したら早めに削除することが権利を守るために重要です。