ストーカー規制法

ストーカー規制法とは、「つきまとい」や「ストーカー行為」を禁止する法律です。待ち伏せや押し掛け、監視していると告げる行為や面会・交際の要求などの個別の行為が「つきまとい行為」であり、つきまとい行為に該当する行為を繰り返していると「ストーカー行為」となります。

つきまといの被害者が警察に相談すると、警察は加害者へつきまといをやめるよう警告します。しつこい場合には禁止命令が下されます。禁止命令に違反した加害者は処罰対象となりますし、ストーカー行為をしている場合にも処罰されます。
被害者が刑事告訴をして加害者への処罰を求めることも可能です。

ネットでもストーカー被害が発生するケースが多いので注意が必要です。たとえば以下のような行為があれば「つきまとい」として、ストーカー規制法違反となります。

  • メールやDMで見張っているよう告げてくる
  • 乱暴な言葉で交際や面会を強要してくる
  • 性的な画像をばらまかれる
  • しつこく交際を迫るメールを送ってくる

ネットストーカーが実際に家に押し掛けてきて「リアルストーカー」となる事件も起こっています。被害に遭ったらすぐに警察や弁護士に相談しましょう。