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Twitterアカウントの凍結解除方法|法的手続きを踏まえた3つの対処法

2022.01.05

Twitterは利用方法次第でアカウントが凍結されることがあります。凍結されるようなことをした覚えがないのに凍結してしまったら、どのように対処すれば良いでしょうか。

本記事では、Twitterアカウントを凍結されてしまう原因と解決方法を解説します。

Twitterアカウントの凍結解除は可能?

Twitterアカウントの凍結解除は可能?

Twitterアカウントは凍結されてしまっても、基本的に解除が可能です。解決方法は、凍結された原因や状態によって異なります。

解除方法については後ほど解説するので、まずはTwitterアカウントの凍結の仕組みについて理解しておきましょう。

Twitterアカウントの凍結とは?

Twitterアカウントの凍結とは?

Twitterアカウントの「凍結」には、ロック・凍結・永久凍結の3種類があります。本章ではそれぞれどのような操作が制限されるか説明します。

ロック状態

アカウントロックとは、Twitter社がそのアカウントに対して行う利用停止警告のような措置です。ロックされると以下のような状態になります。

  • 自分のアカウントへログインすると「このアカウントはロックされています」という表示が出る
  • タイムラインや他のアカウントの閲覧は可能だが、ツイート・フォロー・リツイート・いいねなどの操作ができない
  • 他のユーザーが自分のアカウントを閲覧しようとすると「このアカウントは存在しません」という表示が出る

ロック状態に対しては、Twitterの運営者に対して異議申し立てが可能です。異議申し立て後、しばらくすれば復旧することもあります。新たに別のアカウントを作ることもできます。

凍結状態

凍結状態も一時的な利用停止状態です。スパム行為や攻撃的なツイートなど、Twitterルールに違反する行為があったとみなされると、凍結される場合があります。

  • フォロー数・フォロワー数ともゼロになる
  • ツイート・フォロー・リツイート・いいねなどの操作ができない
  • 他のユーザーが自分のアカウントにアクセスすると「アカウントが凍結されています」という表示が出る

凍結状態に対しても異議申し立ては可能ですが、ロック状態と異なり異議申し立てのみで解除される可能性は低く、そのまま永久凍結状態に進んでしまうこともあります。ただし、この状態でも新たに別のアカウントを作ることは可能です。

永久凍結状態

永久凍結状態はTwitter運営者による最も厳しい措置です。そのアカウントが利用停止になり、他のユーザーからアクセスできなくなることに加えて、同じユーザーが新たにアカウントを作ることもできません

アカウントが永久凍結された場合、そのアカウントはいわば読み取り専用になります。発信行為はできなくなりますが、他ユーザーのツイートの閲覧は可能です。永久凍結に対しても異議申し立ては可能ですが、解除される可能性は高くありません。

Twitterアカウントが凍結される原因

Twitterアカウントが凍結される原因

Twitterアカウントが凍結される原因は複数あります。主として以下のような理由が考えられます。

他のユーザーに対する嫌がらせ行為

ロックまたは凍結されるのはTwitterルールに違反した場合です。以下のような行為がルール違反とみなされます。

  • 他のユーザーの誹謗中傷
  • 他人になりすます行為
  • 違法な商品の販促
  • ヘイト行為
  • 自殺や自傷をほのめかす行為
  • 暴力的なコンテンツを含む投稿

違反行為にはツイートだけでなく、コメントやリツイートも含まれます。

スパム行為

Twitterアカウントが「凍結」される主な原因はスパム行為です。不特定多数のユーザーに対して発信する行為が典型的なスパム行為です。同内容のツイート・リツイートを繰り返すこともスパム行為とみなされる可能性があります。

過剰なフォロー・いいねなどの不審な操作

Twitterは操作回数の上限を設けています。例えば1日にフォローできる数の上限は、一般アカウントで400アカウント、認証済みアカウントなら1,000アカウント。また1日にツイート・リツイートできるのは合計2,400件までです。リミットを超えた回数のフォロー・ツイート等の操作は凍結の原因になります。

1日の制限数を超えない範囲であっても短時間に大量のフォローを行ったり、大量フォローの直後にリムーブ(フォロー外し)を行ったりすると凍結される危険があります。この場合、アカウントのFF比(フォローとフォロワーの比率)や日常的な活動量(各操作の頻度)なども考慮しつつ凍結の判断がなされるようです。

セキュリティリスク

第三者にアカウントを乗っ取られている疑いやハッキングされている疑いがある場合、アカウントが凍結されることがあります。悪質な行為によって被害を受けるのを防ぐためです。この場合、セキュリティの問題が解消されれば、アカウントは本来のユーザーの管理下に戻ります。

システムエラー

アカウント自体にはTwitterルール違反や乗っ取り・ハッキング被害などの事情がなくても、Twitter自体のシステムエラーにより凍結されてしまうことがあります。凍結対象アカウントはシステムによって自動的に判別されていて、日々の違反報告が膨大であるためにシステムが100%正確に対処できないことが原因です。

Twitter社は、このような場合には異議申し立てを行うことをすすめています。

Twitterアカウントの凍結状態を解除する方法

Twitterアカウントの凍結状態を解除する方法

Twitterアカウントの凍結状態を解除してもらい、元通りに利用できるようにするにはどうすれば良いのでしょうか。本章では、Twitterアカウントの凍結解除方法について解説します。

指示に従って認証を進める

まず、凍結された時点で凍結理由に関してなんらかの指示がある場合はそれに従いましょう。例えばルール違反と指摘されたツイートを削除する、自身が当該アカウントの正当な所有者であることを証明するため電話番号で認証を行うなどです。

異議申し立て

Twitter社が凍結に対するユーザーのアクションとして想定しているのは異議申し立てです。専用のフォームを利用して申請しましょう。申し立て送信後2~3日以内にサポートチームから連絡が来ます。ロックの場合はこの手続きだけで解除されることが多いです。

異議申し立てはあくまで凍結されたアカウントを復旧させることが目的です。特に凍結原因がユーザー自身のルール違反とみなされた可能性がある場合は、「問題の詳細」欄で異議申し立て理由を述べつつ「今後はルール違反を疑われることがないよう気をつける」という態度を文中で示すのが望ましいでしょう。

なお、Twitter社は凍結原因がルール違反の場合、どの投稿がそれに該当するかをアカウントユーザーに知らせると公表しています。

Twitter, Inc.への凍結解除要請

異議申し立てのほか、Twitterの日本支社であるTwitter Japan株式会社に対する凍結解除要請を行うことも選択肢でしょう。システムエラーにより誤って凍結されてしまったアカウントに対し、Twitter Japanが要請を受けて凍結を解除し、復元回復処理を行ったケースもあります。

異議申し立てやTwitter Japan株式会社に対する凍結解除要請によっても解除されなかった場合は、Twitterの本社Twitter, Incに対して凍結解除申請を行うことも可能です。弁護士から直接問い合わせをして解除された例もあります。

Twitterアカウントの凍結解除申請は弁護士にご相談を

Twitterアカウントの凍結解除申請は弁護士にご相談を

凍結したアカウントは、ユーザー自身が異議申し立てや凍結解除要請を行うだけでは解除に至らないケースもあるかもしれません。そのような場合は、弁護士に相談してみてください。

アークレスト法律事務所では、ネットトラブル解決の経験が豊富な弁護士がアカウントの凍結解除申請手続きをお手伝いします。凍結が解除されず困っている方や、誹謗中傷等SNSのトラブルで悩んでいる方はアークレスト法律事務所へご相談ください。