誰もが気軽に国内・海外の友人と繋がれるとして、Facebookは現代に不可欠なサービスとなっています。しかしながら、相手の顔を見ずに投稿できるSNSに対して「不快に感じた」「嫌な気分になった」という人も少なくないでしょう。
まだ「不快」程度であるなら、問題は解決しやすいのかもしれません。その一方で、批判や嫌がらせ、誹謗中傷、プライバシー侵害に発展してしまうケースもあります。このようなトラブルがあった場合は、どう対処していけば良いのでしょうか?
目次
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個人のプライバシー侵害の画像や不快に思う画像の投稿が多数報告されています。
このような事例は、個人間でのトラブルの原因にもなり、誹謗中傷や画像投稿によるネットいじめも問題視されているほどです。
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Facebookは実名登録が基本となっており、他のSNSなどと比べても誹謗中傷のトラブルが少ないと思われています。しかしながら、Facebookだからこそ以下のような事例が起きてしまう場合も少なくありません。
これらが原因でFacebookを退会せざるを得なくなったり、悩み苦しみを抱え続けてしまう人もいます。最初は軽い批判だと思っていても、徐々に誹謗中傷へとエスカレートしていくこともあります。
「批判をするな」とは言いませんが、相手に対する敬意を持って行うのが理想です。また、何気ない画像の投稿やタグ付けで相手を傷つけてしまうかもしれませんので、周りへの影響を考えて慎重に行いましょう。
それでは、どのような内容が削除されるのか、また誹謗中傷の範囲はどこなのでしょうか?まずは、Facebookの利用規約を確認していきましょう。さまざまな内容が書かれていますが、誹謗中傷を削除するために読んでおきたい項目を以下にまとめました。
これらに該当する内容は、誹謗中傷という概念で投稿されていてもいなくても、利用規約違反として削除できる可能性が高いです。
また、Facebookのコミュニティ規定では、「いじめと嫌がらせ」についての記述があります。削除対象となるコンテンツは、主に以下のようなものが挙げられます。
Facebookでは、人身に実際の危害を及ぼす場合や、公共の安全を直接脅かす危険性があると思われる投稿をした場合、コンテンツを削除するだけでなく、アカウントを停止し、法執行機関に協力するとしています。
Facebookでは誹謗中傷やプライバシー侵害に関する範囲を細かく設定しています。それでは、このようなトラブルがあった場合はどう対処すれば良いのでしょうか。
誹謗中傷やプライバシー侵害を受けたら、Facebookに報告や削除依頼をすることで対処可能です。実際に報告された投稿が削除対象になるのかどうかはFacebook側の判断に任されていますが、ガイドラインに反しているものであれば削除されるはずです。
対応を見極めるためにひとつの指標となっているのが、「Facebookコミュニティガイドライン」です。Facebook側が公開している削除対象で誹謗中傷およびプライバシー侵害に関連する項目としては、以下が挙げられます。
このようなトラブルが友人間で行われていた場合は、直ちに削除してもらうなどの対応を取れば良いでしょう。それでも、相手が拒否するなどして問題が解決しない場合は、Facebookに通報しましょう。
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それでは、実際に削除申請の手順を確認していきましょう。
Facebookには各投稿に報告ボタンが設置されています。そこから誹謗中傷やプライバシー侵害の報告を行うことで、削除の申請が可能です。削除依頼の流れは非常に簡単。投稿の右上部分をクリックし、「投稿を報告」ボタンを押します。
次に、「不快・Facebookに載せるべきではない・スパム」の中から「Facebookに載せるべきではない」を選択します。また、投稿の問題点として「不適切なコンテンツ・差別発言…」といった項目があるので、自身が感じる理由を選択してください。
すべて選択し終えると、「審査対象としてFacebookに送信」をクリックして申請完了です。
画像のタグ付けに関しても、同様の手順で「プライバシー侵害」を選択してフロー通りに行えば、削除申請ができます。申請の結果については、順次サポートから連絡が入ります。
Facebookで誹謗中傷やプライバシー侵害があれば、法的解決が必要になることもあるでしょう。そういった場合は、弁護士など専門家に相談することをおすすめします。特にSNS関連のトラブルは特殊なケースが多いため、これに対応できる弁護士事務所に相談しましょう。