この記事では以下のことがわかります。
- 債務整理におすすめの弁護士・司法書士事務所がわかる
- 自分に合った弁護士・司法書士の選び方がわかる
- そもそも債務整理とは何なのかがわかる
本記事を読むことで債務整理のために専門家を利用する際のポイントがわかります。
まず、債務整理を依頼するのにおすすめの弁護士・司法書士を9つ選びました。
それぞれ費用や実績について比較できます。
さらに、自分に合った弁護士・司法書士の選び方も解説しました。
弁護士・司法書士を選ぶ際には単に安ければいいわけではありません。
自分に合った専門家を選ぶことで希望通りの結果を実現できます。
また、そもそも債務整理とは何なのかについても本記事にまとめました。
借金問題解決のために有効活用できる手続きが債務整理です。
ただし、債務整理には主に3種類あり、それぞれメリット・デメリットが異なります。
債務整理の手続きの特徴や注意点などを理解した上で自分に適した手続きを選択することが大切です。
本記事を読むことで、債務整理の種類の違いや損をしないためのポイントを理解できます。
本記事を参考に債務整理を活用して借金問題を解決してください。
債務整理におすすめの弁護士・司法書士事務所9選!各目的別で徹底比較
本記事では債務整理を依頼するのにおすすめの弁護士・司法書士事務所を9つ選びました。
以下に相談料や着手金などの情報を事務所ごとにまとめた表を掲載します。
事務所名 | 相談料 | 着手金 | 分割払い可否 | 対応時間 | 実績 |
---|---|---|---|---|---|
もりた法律事務所 | 0円 |
|
不明 | 不明 | 不明 |
はたの法務事務所 | 0円 | 0円 | 可 | 24時間 | 20万件以上 |
ベリーベスト法律事務所 | 0円 | 0円 | 可 | 24時間 | 相談件数36万8,091件 (2011年2月~2022年12月末まで) |
サンク総合法律事務所 | 0円 | 不明 | 不明 | 24時間 | 不明 |
弁護士法人・響 | 0円 |
|
可 | 24時間 | 不明 |
アース法律事務所 | 0円 |
|
可 | 24時間 | 受任実績3,500件以上 |
ひばり法律事務所 | 0円 |
|
不明 | 10時~19時 | 不明 |
杉山事務所 | 0円 | 0円 | 可 | 24時間 | 相談実績月間3,000件以上 |
弁護士法人ユア・エース | 0円 |
|
不明 | 9時~18時 | 不明 |
それでは、おすすめの弁護士・司法書士事務所について詳しく解説します。
もりた法律事務所は減額シミュレーションができる
もりた法律事務所を選ぶメリットは以下の2点です。
- 減額シミュレーションができる
- 相談は何度でも無料で行える
もりた法律事務所では減額シミュレーションができます。
減額シミュレーションとは、債務整理を利用して借金をどのくらい減額できるか目安がわかるサービスです。
減額シミュレーションを活用することで、債務整理の結果をイメージできます。
ただし、減額シミュレーションはあくまでも目安を示すだけです。
実際に債務整理を行い、減額シミュレーション通りの結果が出ることを確約するわけではないため注意しましょう。
また、もりた法律事務所は何度でも相談を無料で行えるのがメリットです。
何度も相談を行い納得した上で契約できます。
わかりやすい説明を心がけているため、安心して相談できるでしょう。
専門家が相談に乗ってくれて、それぞれの状況を把握した上で最善の解決方法を提案してくれます。
実際に債務整理の手続きをする場合には、スピーディーに対応してくれるため、債務整理の早期着手が可能です。
事務所は神奈川県横浜市に所在しています。
最寄り駅である鶴見駅からは徒歩2分とアクセス良好です。
問い合わせは電話とWEBから受け付けています。
問い合わせをすれば弁護士が折り返し連絡してくれるため安心です。
事務所名 | もりた法律事務所 |
---|---|
相談料 | 0円 |
着手金 |
|
報酬 |
|
住所 | 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-29-17 第10下川ビル607号 |
はたの法務事務所は相談料・着手金が無料!
はたの法務事務所のメリットは以下の3点です。
- 相談料・着手金が無料
- 相談実績が20万件以上
- 全国どこでも出張無料
はたの法律事務所は債務整理を専門的に取り扱っている司法書士法人です。
これまでに債務整理や過払い金の相談実績は20万件を超えます。
相談料や着手金は無料のため、お金に困っている方も気軽に相談可能です。
電話やWEBでの問い合わせを受け付けています。
全国対応しており、無料で出張に対応します。
参考:無料出張相談可能エリア
事務所は東京に本店があり、さらに大阪にも支店を展開していて、どちらも駅のすぐそばでアクセス良好です。
直接、事務所へ来所して借金問題の相談ができます。
債務整理について豊富な実績のある専門家に相談できるのが魅力です。
専門家にヒアリングしてもらい、現在の状況や悩み・不安を踏まえた上で最適な手続きを提案してくれます。
任意整理や自己破産、個人再生の依頼が可能です。
はたの法務事務所では代行弁済にも対応しています。
債権者と和解が成立した後で、専門家に代わりに返済を代行してもらえるサービスです。
債権者に直接返済するのに問題を抱えている方でも安心できます。
これまでアルバイトや専業主婦、会社員などさまざまな属性の方の抱える借金問題を解決してきた事務所です。
口コミでも満足しているという声がたくさん寄せられています。
事務所名 | はたの法務事務所 |
---|---|
相談料 | 0円 |
着手金 | 0円 |
報酬 |
|
住所 | 東京都杉並区荻窪5-16-12 荻窪NKビル5階(受付)・6階 |
はたの法務事務所で無料相談いつも支払いを忘れてしまうので毎度教えて頂いてありがとうございます。
催促の連絡絶対めんどくさいのに感謝です。
こちらがお願いしたのに何かと連絡もらえるのがありがたい。
引用元:https://goo.gl/maps/V6qsaT4jeZXbkxVGA
ベリーベスト法律事務所は全65拠点を構える大手法律事務所
ベリーベスト法律事務所のメリットは以下の3点です。
- 全65拠点を構える
- 豊富な相談実績がある
- 各専門家が連携して対応できる
ベリーベスト法律事務所は全国にオフィスを構える大手の法律事務所です。
国内に63拠点、海外に2拠点を構えています。
主要都市に拠点があるため、全国対応可能です。
海外の拠点はミャンマーとバングラデシュにあります。
ベリーベスト法律事務所は豊富な相談実績があるのが強みです。
さまざまな分野の相談に対応してきた実績があります。
債務整理の分野でも多くの相談を受けて問題を解決してきた法律事務所です。
ベリーベスト法律事務所はグループ内の他の専門家と連携して対応できます。
弁護士だけではなく、税理士や行政書士、司法書士などの専門家と連携が可能です。
相談内容に合わせて最適な専門家を提案します。
ベリーベスト法律事務所では減額診断を利用可能です。
債務整理を受けてどのくらい借金を減らせるのか目安がわかります。
減額診断をした結果を参考にして依頼するかどうか決められるため便利です。
ベリーベスト法律事務所は24時間365日いつでも問い合わせを受け付けています。
相談するのに費用はかかりません。
何度でも納得できるまで話せるため安心です。
正式な契約までは費用は請求されません。
弁護士費用は分割での支払いも可能です。
事務所名 | ベリーベスト法律事務所 |
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相談料 | 0円 |
着手金 | 0円 |
報酬 |
|
住所 | 東京都港区六本木一丁目8番7号 MFPR六本木麻布台ビル11階 |
サンク総合法律事務所は24時間365日何度でも相談無料
サンク総合法律事務所のメリットは以下の2点です。
- 24時間365日何度でも相談無料
- 営業時間外でもできる限り対応してくれる
サンク総合法律事務所は24時間365日いつでも相談に対応しています。
相談料は請求されず、無料で話を聞いてもらえるのが特徴です。
専門家が親身になって対応してくれて、それぞれに最適な提案をしてくれます。
営業時間外であっても、できる限り対応してくれるのが特徴です。
相談者の都合に合わせて時間を調整してくれます。
夜間や休日の相談にも対応可能です。
法律相談は予約制であり、事前に電話かメールフォームで問い合わせができます。
基本的に相談は対面で行い、都合に合わせて電話やメールでの相談にも対応可能です。
紹介者がいなくても気軽に相談できます。
依頼するかどうか決めていなくても相談は可能です。
相談をした上で費用についても十分に説明してくれます。
サンク総合法律事務所は幅広い法律相談に対応している専門家です。
債務整理に関しても専門家として対応できます。
事務所はアットホームな雰囲気であり、スタッフが明るく対応してくれるため安心です。
事務所は東京都中央区に所在しており、アクセス良好です。
最寄り駅は都営浅草線の宝町駅、東京メトロ日比谷線の八丁堀駅、東京メトロ銀座線の京橋駅があります。
駅から徒歩数分でアクセス可能です。
サンク総合法律事務所は減額診断のサービスを提供しています。
無料で利用でき、匿名で診断が可能です。
簡単な情報を入力するだけで、借金をどれくらい減額できるかシミュレーションできます。
事務所名 | サンク総合法律事務所 |
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相談料 | 0円 |
着手金 | 不明 |
報酬 | 不明 |
住所 | 東京都中央区八丁堀4-2-2 UUR京橋イーストビル2階 |
サンク総合法律事務所で無料相談とても親切で丁寧な対応をして頂いております。
電話相談でも、かなりの長時間でも真摯に話を聞いて下さり、幾つかの案の中で、私の生活状況に合致した、最も良い提案をして頂きました。
今でもお付き合いして頂いておりますが、定期的に状況報告や方針確認の連絡を下さったり、他に困ったことが無いか、不明点が無いか等、非常に親切かつ丁寧に安心出来る対応をして頂き、とても助かっております。
とても安心して頼れる法律事務所です。
引用元:https://goo.gl/maps/3VR7fmSQkM8D4XEJ8
弁護士法人・響は年間1万件以上相談実績を持つ
弁護士法人・響のメリットは以下の3点です。
- 年間1万件以上の相談実績
- 相談料0円・弁護士費用の分割払い可能
- 24時間365日相談受付
弁護士法人・響は年間1万件以上の相談実績があります。
メディア出演・掲載の実績も多数あり、信頼されている法律事務所です。
幅広い領域の案件に対応しており、債務整理についても相談できます。
1人の弁護士とスタッフが専任で対応してくれるのが特徴です。
また、必要に応じて他の分野の専門家とも協力をして問題の解決に取り組んでくれます。
相談料は0円のため、何度でも気軽に話を聞いてもらえるのが魅力です。
納得してから契約できます。債務整理を依頼する際の弁護士費用は分割払いが可能です。
初期費用はかからないため安心して相談できます。
依頼費用をわかりやすく説明することを心がけている法律事務所です。
依頼前に費用に関する疑問や不安を解消してくれます。
もし追加料金が発生する場合は、事前にきちんと説明してくれるため安心です。
これまでに債務整理について対応してきた豊富な実績があります。
独自のノウハウを築いており、さまざまな方法を駆使して問題解決に取り組んでくれるのが強みです。
相談の受付は電話とWEBで対応しています。
法律相談については事前の予約が必要です。
どんな些細な悩みや不安も安心して相談できます。
事務所名 | 弁護士法人・響 |
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相談料 | 0円 |
着手金 |
|
報酬 |
|
住所 | 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー14階 |
弁護士法人・響で無料相談まだ返済途中ですが評価が低いので驚いております。
電話での契約前の丁寧さ、契約後も威圧的な態度も全く見られず、しっかりと対応して下さっておりますし、サポートもしてくれます。
他の所に相談したら恐らく驚きますよ。
引用元:https://goo.gl/maps/fZtqidu8JtcX85dg7
アース法律事務所は元裁判官による安心のサポート
アース法律事務所のメリットは以下の3点です。
- 元裁判官による安心サポート
- 借金に強い法律事務所
- 事前予約で時間外対応
アース法律事務所は代表弁護士が元裁判官のため安心してサポートを受けられます。
豊富な実績があり、これまでに蓄積してきた知識や経験をもとに対応してくれるのが魅力です。
アース法律事務所は借金問題に強い法律事務所であり、債務整理にも専門的に対応してくれます。
任意整理や個人再生、自己破産などの手続きを手掛けてきた実績が豊富です。
専門家として借金問題解決に取り組んでくれます。
アース法律事務所の営業時間は10時から19時です。
そして、事前予約をすることで時間外にも対応してもらえます。
問い合わせはメールか電話で行えるため簡単です。
急ぎの場合は電話で相談すれば迅速に対応してくれます。
事務所は東京都港区が所在地です。
新橋駅から歩いてすぐの場所にあります。
都心に位置していてアクセス良好なため、対面での相談を気軽に行えるでしょう。
相談料は無料であり、債務整理を依頼すると費用が発生します。
費用は着手金と報酬金、手数料、日当、実費です。費用については無理のない範囲で分割での支払いにも応じてくれます。
案件によっては完全成功報酬での受任も可能です。
事務所名 | アース法律事務所 |
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相談料 | 0円 |
着手金 |
|
報酬 | 任意整理 22,000円 |
住所 | 東京都港区新橋2-12-5 池伝ビル5階 |
アース法律事務所で無料相談事務員さんは手厳しいことも言うことはありますが、それも手続きを行う上で必要な書類などを一刻も早く集めて依頼者の負担を軽くしようとして行っているものだと思います
ここへ相談してよかったです大変お世話になりました
引用元:https://goo.gl/maps/myGJex4i7vP6RGFE9
ひばり法律事務所は依頼費用の分割払いにしっかり対応
ひばり法律事務所のメリットは以下の3点です。
- 依頼費用の分割払いに対応
- 土日の相談も可能
- 相談料は無料
ひばり法律事務所は任意整理や自己破産、個人再生、過払い請求に対応している法律事務所です。
依頼費用は分割払いに対応しています。
費用を一括で支払う余裕のない方も安心して依頼可能です。
ひばり法律事務所は平日の10時から19時まで営業しています。
ただし、事前に予約することで土日の相談にも対応可能です。
相談料は無料となっているため、気軽に専門家と話ができます。
債務整理を依頼する必要は手続きの種類ごとに異なっていて、着手金と報酬金、経費の支払いが必要です。
任意整理は着手金と報酬金が1社あたり22,000円となっています。
自己破産は着手金と報酬金が220,000円です。
個人再生は着手金が330,000円、報酬金が220,000円となっています。
また、過払い請求は着手金が0円であり、成功報酬として回収金の22%です。
ひばり法律事務所では、家族に内緒で債務整理の手続きを進められるように配慮しています。
たとえば、ひばり法律事務所からの郵便物に事務所名を入れないといった対応が可能です。
ただし、自己破産や個人再生では家族に内緒にすることはできません。
事務所は墨田区にあり、最寄り駅の錦糸町駅のすぐそばです。
アクセス良好のため、都内近郊に住んでいる方も気軽に来所できます。
事務所名 | ひばり法律事務所 |
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相談料 | 0円 |
着手金 |
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報酬 |
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住所 | 東京都墨田区江東橋4丁目22-4 第一東永ビル6階 |
ひばり法律事務所で無料相談難しい法律も、丁寧に教えてくれるフレンドリーな事務所
引用元:https://goo.gl/maps/CgrhnjWrFnpniPBL8
杉山事務所は過払い金の請求総額毎月5億円以上の実績を持つ
杉山事務所のメリットは以下の3点です。
- 過払い金の請求総額毎月5億円以上の実績を持つ
- 相談実績が月間3,000件以上
- 初期費用が0円
杉山事務所は過払い金の請求総額が毎月5億円以上、相談実績が月間3,000件以上あります。
過払い金請求について実績が豊富な法律事務所です。
過払い金請求に関して豊富なノウハウと経験を有しています。
過払い金請求だけではなく、任意整理や個人再生、自己破産などにも対応可能です。
司法書士事務所として、専門的に債務整理の手続きを代行できます。
初期費用が0円のため気軽に依頼できるのがメリットです。
すべての手続きについて着手金が0円のため、費用を気にせずに依頼できます。
費用は分割払いにも対応しているのが特徴です。
債務整理の依頼について費用負担を軽減できます。
杉山事務所は相談料も無料です。
出張相談にも無料で対応してくれます。
借金問題について気軽に相談可能です。
事務所は大阪や東京、名古屋、福岡など大きな都市に展開しています。
事務所のある都道府県だけではなく周辺エリアにも出張で対応可能なため、全国から相談可能です。
営業時間は9時から19時までで、年中無休で営業しています。
営業時間外でも相談には対応可能です。
フリーダイヤルか、24時間対応のお問い合わせフォームより相談を受け付けています。
事務所名 | 杉山事務所 |
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相談料 | 0円 |
着手金 | 0円 |
報酬 |
|
住所 | 大阪府大阪市中央区難波2-3-7 南海難波御堂筋ウエスト8F |
杉山事務所で無料相談司法書士事務所…と聞くとお固い、対応が冷たそう等イメージがありましたが、こちらの事務所は電話対応、予約で事務所での相談の対応時も人柄も良く親切で、とても安心出来ました。ただ話を聞くだけでなく、親身になっての対応に好感が持てました。新宿なので決して近い場所ではなかったのですが、杉山事務所さんを選んで良かったと思いました。
引用元:https://goo.gl/maps/1YmoixMbB13trvGa9
弁護士法人ユア・エースはお客様が満足するまで寄り添う
弁護⼠法⼈ユア・エース(旧:弁護⼠法⼈天⾳総合法律事務所)のメリットは以下の3点です。
- お客様が満足するまで寄り添う
- 借金減額のシミュレーションができる
- 24時間365日全国エリアからの相談を受け付けている
弁護士法人ユア・エースはお客様が満足するまで寄り添うことを大事にしている法律事務所です。
満足感や納得感を優先させてサービスを提供します。
専門チームによる迅速な対応を心がけており、早期解決を目指すのが特徴です。
さらに、弁護士法人ユア・エースは依頼者とのコミュニケーションを重視しています。
少しでも借金問題の不安を緩和できるように努めてくれるのが強みです。
借金問題について諦めずに最後まで戦い続けてくれます。
依頼者を守ることを最優先し、強い信念で弁護士としての業務を全うしていくことを心がける法律事務所です。
弁護士法人ユア・エースは債務整理に関する情報をまとめた専門サイトを運営しています。
サイト上では借金減額のシミュレーションを無料で利用可能です。現在の借金をいくら減らせるのか確認できます。
弁護士法人ユア・エースは24時間365日全国エリアからの相談に対応可能です。
無料で相談ができ、借金の金額や収支の状況を伝えれば最適な提案をしてくれます。
債務整理の手続きでは、アフターフォローまで充実しているのが強みです。生活を再建するためのサポートをしっかりと行います。
事務所名 | 弁護⼠法⼈ユア・エース(旧:弁護⼠法⼈天⾳総合法律事務所) |
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相談料 | 0円 |
着手金 |
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報酬 |
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住所 | 東京都中央区日本橋堀留町2-3-14 堀留THビル10階(2階 受付) |
弁護士法人ユア・エースで無料相談知り合いからこちらの弁護士事務所を勧められ、交通事故でお世話になりました。遠方からの相談で電話と郵送のやりとりでしたが、事務員の方も弁護士さんもみなさんとても親切で丁寧な電話対応でした。示談金もとても満足しています。今後何かあればまた相談させていただきたいですし、困っている知り合いがいれば勧めたいと思います。
引用元:https://goo.gl/maps/FJbAPgFMLdu1LbXKA
債務整理を目的別に分析!
債務整理に対する目的は人それぞれ異なります。
たとえば、費用の安さを重視するケースです。
借金問題に困っている方はお金に余裕がないため、債務整理の依頼で費用をできる限り抑えたいでしょう。
また、債務整理の問題を確実に解決して欲しいならば、実績を重視します。
確かな実績のある法律事務所ならば、債務整理を成功させる可能性が高いです。
それでは、債務整理を依頼するのにおすすめの法律事務所を目的別に紹介しましょう。
費用の安さを重視するならこの3選!
法律事務所選びで費用の安さを重視するならば、着手金や相談料に注目しましょう。
着手金や相談料を無料に設定している法律事務所があります。
報酬については事務所ごとの違いはあまりありません。
また、費用負担の軽減を重視するならば、分割払いに対応しているかチェックしましょう。
費用を分割で支払うことに対応する法律事務所は多いです。
上記の点を考慮して、費用の安さを重視する際におすすめの法律事務所を3つ選びました。
- はたの法律事務所
- ひばり法律事務所
- ベリーベスト法律事務所
はたの法律事務所は着手金が無料のため、初期費用なしで依頼できます。
ひばり法律事務所は相談料無料のため、納得できるまで何度でも話ができるのが魅力です。
ベリーベスト法律事務所は費用の分割払いに対応しています。
費用の安さを重視する人におすすめの法律事務所について詳しく解説しましょう。
はたの法律事務所は着手金が無料
はたの法律事務所は着手金無料で債務整理に取り組んでくれるのが特徴です。
相談料も無料のため、初期費用なしで依頼できます。
また、全国各地で出張相談を受け付けており、出張も無料です。
はたの法律事務所に任意整理を依頼すると1社あたり基本報酬が22,000円かかります。
また、減額報酬として、減額できた債務の金額の11%も報酬として発生するため注意しましょう。
個人再生の場合は報酬として385,000円かかります。
これに加えて、再生委員に対して支払う費用がプラス220,000円かかる点に注意が必要です。
自己破産の場合は報酬が330,000円に設定されています。
ただし、少額管財事件の場合には220,000円がプラスされるため気をつけましょう。
また、印紙や切手、訴訟費用、管理費なども発生します。
それぞれの状況により実際に支払う費用は大きく変わるため、見積もりをもらいましょう。
債務整理の手続き | 料金 |
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任意整理 |
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個人再生 | 385,000円~(再生委員に支払う費用もかかる220,000円~) |
自己破産 | 330,000円~(少額管財事件の場合はプラス220,000円~) |
ひばり法律事務所は相談料無料
ひばり法律事務所は相談料が無料な点が強みです。
何度相談しても費用はかからないため、自分が満足できるまで話ができます。
実際に依頼するかどうか決めていない段階でも相談は可能です。
専門家が話を聞いた上で最善の解決策を提案してくれます。
実際に依頼をすると各手続きについてさまざまな名目の費用が生じるため確認しておきましょう。
着手金と報酬金、経費がかかります。
任意整理の場合は借金を減額できたときに減額報酬として10%の費用がかかるため注意が必要です。
また、自己破産と個人再生については、若干の諸費用が発生する場合があります。
交通費や再生委員費用、郵券といったものは実費が請求されるため確認しましょう。
ひばり法律事務所に相談する際に費用について尋ねれば詳しく説明してくれます。
それぞれの借金の状況などを伝えれば、債務整理の手続きで具体的にいくら費用がかかるのか見積もりをもらうことも可能です。
費用に納得した上で依頼できます。
債務整理の手続き | 料金 |
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任意整理 |
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個人再生 |
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自己破産 |
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ベリーベスト法律事務所は分割払いに対応
ベリーベスト法律事務所は費用の分割払いに対応しています。
一度に支払うことができなくても、分割ならば余裕を持って払えるでしょう。
お金に困っていて弁護士費用の支払いに悩んでいる方も安心してベリーベスト法律事務所に依頼できます。
ベリーベスト法律事務所は全国対応しており、相談料が無料です。
何度相談したとしても、費用はかかりません。
納得するまで相談をした上で依頼するか決められます。
相談は24時間365日受け付けていて、営業時間外も対応可能です。
ベリーベスト法律事務所に任意整理を依頼すると基本報酬として22,000円が発生します。
また、成功したときには減額できた金額の11%が成功報酬です。
さらに、事務手数料が44,000円かかります。
個人再生の依頼は、住宅ローン条項がなしの場合に基本報酬が495,000円、住宅ローン条項ありの場合は基本報酬が605,000円です。
成功報酬は0円となっています。事務手数料は44,000円です。
自己破産の依頼では、基本報酬が同時廃止の場合に385,000円、管財事件では495,000円かかります。成功報酬は0円であり、事務手数料は44,000円です。
債務整理の手続き | 料金 |
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任意整理 |
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個人再生 | 基本報酬
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自己破産 | 基本報酬
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実績を重視するならこの3選!
債務整理を依頼する法律事務所を選ぶ際に実績を重視することは大切です。
法律事務所はそれぞれ得意とする分野が異なります。
そのため、確かな実績のある法律事務所に依頼しないと、債務整理に失敗する可能性があるのです。
実績を重視する人に以下の3つの法律事務所をおすすめします。
- はたの法律事務所
- アース法律事務所
- ひばり法律事務所
はたの法律事務所はこれまでに借金問題について20万件以上の相談実績を持ちます。
アース法律事務所はこれまでに3,500件以上もの受任実績があるのが特徴です。
ひばり法律事務所はこれまで25年もの実績を持つ弁護士が在籍しています。
上記の3つの法律事務所であれば、実績が豊富なため安心して債務整理を依頼できるでしょう。
それでは、実績を重視する人におすすめの法律事務所について詳しく紹介します。
はたの法律事務所は20万件以上の相談実績を持つ
はたの法律事務所は債務整理や過払い金の請求などで20万件以上の相談実績を持っています。
借金問題に悩んでいる方の悩みや不安に寄り添い、問題を解決してきた法律事務所です。
債務整理に関する各手続きに対応しています。
長年にわたり借金問題に携わってきた法律事務所であり、豊富な知識とノウハウを持っているのが強みです。
依頼者の希望を叶え、借金問題を解決できる実力があります。
はたの法律事務所は相談料が無料であり、お金のない方も気軽に相談できます。
全国対応しており、どんな地域でも無料で出張可能です。
事務所への来所が難しい方にも配慮しています。
多重債務やクレジットカードの利用などで借金が膨らんだ方をサポートしてきた法律事務所です。
司法書士事務所であり、弁護士は敷居が高いと感じる方も気軽に助けを求められます。
実績豊富な法律事務所に依頼したい、地方に住んでいてサポートを受けたいといった方にはたの法律事務所はおすすめです。
債務整理解決実数 | 不明 |
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相談件数 | 20万件以上 |
アース法律事務所の受任実績は3500件以上
アース法律事務所は元裁判官の弁護士が運営している法律事務所です。
これまでに多くの借金問題を解決してきた実績があります。
受任実績が3,500件以上あり、豊富な実績を持つのが強みです。
全国対応しており、初回相談は無料で対応しています。
個人再生や任意整理、自己破産といった債務整理の手続きに対応可能です。
それぞれの事情を聞いた上で最適な提案を行い、借金問題の解決を目指します。
たとえば、個人再生では820万円の借金を164万円に減額し、住宅と車を残すという結果を実現しました。
借金が約300万円あった依頼者の方の自己破産をサポートし、借金の支払義務の免責に成功させたという実績もあります。
債務整理の依頼ではすべての手続きを代行可能です。
たとえば、任意整理の場合は債権者との交渉を行い、希望通りの結果を実現します。
アース法律事務所が借金返済の負担を軽減し、無理なく返済を目指せるようになるのです。
債務整理解決実数 | 受任実績3,500件以上 |
---|---|
相談件数 | 不明 |
ひばり法律事務所は25年の実績を持つ弁護士が在籍
ひばり法律事務所には25年以上の実績がある弁護士が在籍しています。
借金問題で特に債務整理を得意としており、さまざまな案件を受けてきました。
実績が豊富であり、確かな知識とノウハウを有していて借金問題の解決を図ります。
ひばり法律事務所は債務整理の各種手続きに対応可能です。
相談料は無料であり、依頼をした後で初めて費用が発生します。
そのため、納得できるまで相談を繰り返した上で依頼するか決められるため安心です。
電話は10時から19時まで受け付けています。
電話以外にもメールによる問い合わせも可能です。
それぞれの事情に最大限に配慮した対応を心がけています。
たとえば、郵便物を送るときは事務所名を入れない対応をすることも可能です。
ひばり法律事務所のサイトにはさまざまなコラムが掲載されています。
債務整理に関する知識や役立つ情報を提供してくれるのが特徴です。
コラムを読むことで債務整理の理解を深められます。確かな実績のある弁護士が担当しており、信頼できる内容のコラムです。
債務整理解決実数 | 不明 |
---|---|
相談件数 | 不明 |
自分に合った弁護士・司法書士事務所を選ぶ際に知っておくべきポイント7選
自分に合った弁護士・司法書士事務所を選びたいならば、以下のポイントが大切です。
- 自宅から通いやすい位置にあるか
- 無料相談可能で比較的安価か?
- 債務整理に関して強い実績があるか
- 分割払いや後払いに対応しているか
- 最後まで一貫して同じ担当者なのか
- 親身になって話を聞いてくれて、相談はしやすいか
- 対応時間が生活と合っているか
債務整理を依頼すると何度も事務所へ来所する必要があります。
そのため、自宅から通いやすい場所に所在していることが大切です。
自宅から離れていると時間がかかり、交通費の負担も大きいため注意しましょう。
自分が納得できる専門家を探すには、いろいろな事務所に相談することが大事です。
そのため、無料相談を受け付けていることが重要になります。
また、借金で苦しんでいる場合、費用負担が難しいため、比較的安価であることも重要です。
債務整理について実績があるか、最後まで同じ担当者が対応してくれるかなども注目しましょう。
親身になって話を聞いてくれて、相談しやすい専門家に依頼するべきです。
それでは、自分に合った弁護士・司法書士事務所を選ぶポイントを解説します。
自宅から通いやすい位置にあるか
自己破産や個人再生といった手続きをする場合は何度も事務所に通う必要があります。
そのため、自宅から通いやすい位置に事務所が所在しているかは大事です。
たとえば、駅やバス停の近くにあるか、駐車場があるかを確認しましょう。
普段の生活エリアの範囲に所在していれば、通いやすいです。
通いやすければ、何か困ったときにすぐ対面で相談できます。
自宅から近くにあれば、交通費もあまりかかりません。
ホームページをチェックして所在地をチェックしましょう。
無料相談可能で比較的安価か?
無料相談が可能であることは重要です。
複数の事務所に相談をして、内容を比較した上で決めることをおすすめします。
中には何度相談をしても無料の事務所もあるためチェックしましょう。
費用が比較的安価であることも大事です。
ただし、安ければいいというわけではありません。
依頼内容に見合った料金設定かどうか見極めましょう。
複数の事務所の料金を比較して、相場を理解した上で料金設定を確認するとよいです。
料金だけではなく他の要素も踏まえた上で選びましょう。
債務整理の中でも任意整理と個人再生、自己破産はそれぞれ料金が異なります。
特に個人再生や自己破産は高額な報酬が設定されていることが多いです。
料金設定を確認して、慎重に判断しましょう。
債務整理に関して強い実績があるか
弁護士や司法書士などの専門家が必ずしも債務整理について実績があるとは限りません。
業務内容として債務整理を掲載していたとしても、ほとんど実績がないケースもあります。
あくまでも集客のために債務整理に対応できるとアピールする場合があるのです。
債務整理に関して豊富な実績のある専門家ならば、安心して依頼できます。
たとえば、ホームページ上に相談件数や対応した依頼の案件数などが掲載されていれば安心です。
できるだけ多くの案件をこなしてきた専門家に依頼しましょう。
債務整理に強い事務所であることをアピールしている場合も安心できます。
ホームページの文面を確認して、どんな分野に強い事務所なのか確認しましょう。
強い実績をアピールしているならば、期待通りの結果を得られる可能性が高くなります。
分割払いや後払いに対応しているか
債務整理を依頼するならば、分割払いや後払いに対応しているか確認しましょう。
個人再生や自己破産の場合は、報酬だけで数十万円かかるケースがあります。
借金に苦しんでいる方にとって報酬の支払いは負担が大きいです。
そこで、多くの弁護士・司法書士事務所では分割払いや後払いに対応しています。
報酬などの料金を一括で支払うのを避けられるため、手持ちの資金がなくても依頼可能です。
個人再生や自己破産などが上手くいけば、借金の返済の負担は大きく軽減します。
お金に余裕が生じるため、分割払いや後払いであれば無理なく支払える可能性が生じるでしょう。
たとえば、問題を解決してから半年や1年以上かけて支払うプランも可能です。
事前に相談することで柔軟に対応してくれる弁護士・司法書士事務所はたくさんあります。
最後まで一貫して同じ担当者なのか
債務整理を依頼してから問題が解決するまで同じ担当者が一貫して対応してくれるか確認しましょう。
担当者が途中で変わると引継ぎの際にトラブルが起きる可能性があります。
新しい担当者への引継ぎがきちんと行われず、手続きが滞る場合があるのです。
また、新しい担当者との相性が悪く、後悔する場合もあります。
債務整理の手続きは数ヶ月かけて行われるため、同じ担当者が担当してくれる方が安心です。
債務整理を依頼する際には、担当者が交代する可能性がないか確かめましょう。
親身になって話を聞いてくれ、相談はしやすいか
債務整理や借金についての悩みを親身になって聞いてくれるかは重要なポイントです。
債務整理を依頼すると専門家と何度も話をする機会があります。
そのときに、きちんと希望を理解してもらうことで、納得できる結果を実現できるのです。
親身になって話を聞いてくれる専門家であれば、事情や希望を正確に理解してくれます。
希望を満たした提案を受けることができるのです。
また、相談のしやすさも重視しましょう。
緊張することなくリラックスして話ができる雰囲気を整えてくれる弁護士・司法書士事務所ならば安心です。
対応時間が生活と合っているか
弁護士・司法書士事務所によって対応時間は異なっています。
自身の生活と弁護士・司法書士事務所の対応時間が合っているか確認しましょう。
たとえば、平日は仕事の都合で相談できる時間が限られる人はたくさんいます。
24時間365日対応している弁護士・司法書士事務所ならば、仕事終わりであっても相談可能です。
弁護士・司法書士事務所のホームページをチェックすれば、営業時間や相談可能時間が掲載されています。
中には営業時間外であっても、都合をつけて相談に対応してくれる弁護士・司法書士事務所もあるのです。
また、相談だけならば対面ではなく電話やメール、ラインなどで対応してくれる場合もあります。
何度も出向く時間の余裕がない場合は、電話やメールなどで相談に対応しているか確かめましょう。
債務整理を依頼する場合、弁護士・司法書士のどちらが適しているのか
債務整理に対応できる専門家として弁護士と司法書士がいます。
いずれも依頼をすれば、債務整理を成功に導いてくれるでしょう。
ただし、弁護士と司法書士は士業として対応できる業務の範囲などに違いがあります。
弁護士と司法書士のどちらが適しているか考える際のポイントとして以下の点を知っておきましょう。
- 司法書士は業務範囲が限られる
- 料金はたいして大差なし
- 手続きは弁護士の方がスムーズ
司法書士は対応できる業務範囲が弁護士よりも限られます。
債務整理の依頼について、弁護士と司法書士で料金に違いはあまりありません。
手続きを進めるスピードは弁護士に依頼した方がスムーズです。
弁護士と司法書士の違いをよく理解した上でどちらに依頼するか考えましょう。
それでは、債務整理の依頼は弁護士・司法書士のどちらが適しているか解説します。
司法書士は業務範囲が限られる
司法書士は登記手続きや供託を扱う専門家です。
たとえば、法人登記や不動産登記などの手続きを司法書士は代行できます。
また、司法書士であっても、個別の債権額が140万円以下の場合には法律相談や交渉、訴訟が可能です。
一方、弁護士は法律の専門家であり、あらゆる法律に関する代理行為や相談に対応できます。
個別の債権額が140万円を超える案件にも対応できるのが弁護士の特徴です。
高額な借金を抱えていて債務整理したい場合は司法書士では対応できない点に注意しましょう。
料金はたいして大差なし
司法書士と弁護士では、債務整理の依頼について料金に大差はありません。
債務整理に関する費用について法的基準はないです。
ただし、日本弁護士連合会や日本司法書士連合会では、債務整理の報酬についての指針や規定を定めています。
司法書士も弁護士も、債務整理の報酬についての指針に違いがほとんどありません。
そのため、どちらに依頼しても料金にあまり違いはないです。
ただし、指針は法的な基準ではなく罰則はないため、事務所によって料金に違いはあります。
手続きは弁護士の方がスムーズ
司法書士と弁護士では、債務整理の手続きは弁護士の方がスムーズに進められます。
司法書士にとって債務整理の手続きは専門分野から外れているからです。
債権者との交渉も司法書士は慣れていないことがあります。
弁護士は法律手続きや交渉のプロであり、債務整理の手続きで問題となる場面は少ないです。
裁判所とのやり取りも弁護士の方が慣れており、債務整理に必要な手続きをスムーズに進められます。
特に借金問題を専門に扱っている弁護士であれば、債務整理の手続きを素早く進めてくれるでしょう。
そもそも債務整理とは?3種類の違いを徹底解説
債務整理には「任意整理・個人再生・自己破産」の3種類あります。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
それぞれ異なる手続きであり、メリットやデメリットに大きな違いがあります。
専門家に相談すれば、それぞれに最適な手続きを提案してくれるでしょう。
いずれも借金問題を解決できる効果的な手続きであり、多くの活用例があります。
任意整理とは債権者と交渉を行い利息のカットや借金の減額などを実現する手続きです。
弁護士や司法書士に依頼すれば、代理人として債権者の交渉に当たってくれます。
個人再生は裁判所に手続きを行い、借金を大幅に減額できる手続きです。
ただし、裁判所に対してさまざまな書類を提出する必要があります。
自己破産は借金を0にできる手続きです。
ただし、自己破産の際には高額な財産を処分しなければいけません。
また、ブラックリストの対象になり、新規にローンの利用をしたりクレジットカードを発行したりするのが不可能になります。
それでは、債務整理の3種類の手続きについて、違いを徹底解説しましょう。
任意整理は利息カットで初心者でも利用しやすい
債務整理のメリット・デメリットは以下の通りです。
任意整理のメリット
- 将来利息・遅延損害金を減額できる
- 裁判所を介さないため家族や勤務先などにバレにくい
- 交渉の対象となる債権者を選べる
任意整理のデメリット
- 信用情報機関に事故情報として登録される
- 債権者との和解交渉が成功しないと実行できない
任意整理とは債権者と直接交渉を行い和解を成立させて無理のない返済計画で返済できるようにする手続きです。
任意整理によって、将来利息や遅延損害金の減額やカットが可能になります。
新たな返済計画は原則として3〜5年程度の分割返済となるのが特徴です。
任意整理によって将来利息をカットできれば、借金返済が楽になります。
債権者と直接交渉を行い、裁判所を介さないため、周囲の人に知られにくい点もメリットです。
また、任意整理は交渉する相手を選べるため、一部の借金のみ任意整理することもできます。
任意整理のデメリットは、事故情報として信用情報機関に登録される点です。
いわゆるブラックリスト入りの状態になります。
クレジットカードの利用ができなくなる、新規のローンを組めないといった影響が出るのです。
ただし、任意整理をした情報は借金の完済から5年程度で消えます。
5年間は信用ブラックの状態が続くため注意しましょう。
また、任意整理は債権者との和解交渉が成功しないと実行できません。
債権者は任意整理による和解に応じる義務がないです。
そのため、債権者によっては任意整理を拒否するケースがあります。
メリット・デメリットを理解した上で任意整理を検討しましょう。
個人再生は大きく減らせるが手続きが複雑
個人再生は裁判所に対して再生計画案を提出し認可を受けると借金を大きく減らせる手続きです。
個人再生のメリット・デメリットを以下にまとめました。
個人再生のメリット
- 借金を最大で5分の1にまで減額できる
- 資産を処分する必要がない
- 返済期間を最長5年まで延ばせる
- 職業の資格が制限されることがない
個人再生のデメリット
- ブラックリストに登録される
- 官報に掲載される
- 手続きが複雑
個人再生の手続きでは最大で借金を5分の1にまで減らすことができます。
借金を大幅に減額できるため、返済が楽になるのがメリットです。
また、個人再生では自己破産とは異なり資産の処分をする必要がありません。
自動車や株式、生命保険などの資産を保有したままで借金を大きく減らせます。
個人再生では最長で返済期間を5年まで延ばせる点もメリットです。
借金を減額した上で3年〜5年かけて返済していく計画を立てられます。
たとえば、子供の大学進学を控えているなどの事情があれば、返済期間を延ばせられるのです。
個人再生では職業の資格が制限されることはありません。
自己破産の場合は特定の職業に就く資格が制限されるのですが、個人再生であれば職業に影響がないです。
個人再生を行うとブラックリストに掲載される点に注意しましょう。
信用情報機関に個人再生をした情報が登録されます。
新規の借り入れやクレジットカードの利用などが難しくなるのです。
個人再生をすると官報に掲載されます。
ただし、官報は一般の方が見ることは基本的にありません。
個人再生の手続きは内容が複雑な点にも注意が必要です。
再生計画案の作成を行い、多くの書類の提出が求められます。
専門家に相談をして依頼するのが一般的です。
自己破産は借金が0になるがブラックリスト対象に
自己破産とは裁判所に借金を免除してもらう手続きのことです。自己破産には以下のメリット・デメリットがあります。
自己破産のメリット
- 借金の返済が免除される
- 生活に必要な財産は残せる
- 誰でも自己破産の申立ができる
自己破産のデメリット
- ブラックリストに掲載される
- 99万円以上の現金と20万円以上の財産は処分される
- 特定の職業・資格に制限を受ける
- 保証人は返済義務を免れない
自己破産の申立を裁判所に行い、借金の返済が困難だと認可されれば借金の返済が免除されます。
債務整理の中でも借金全額が免除されるのは自己破産のみです。
自己破産をすると99万円以上の現金と20万円以上の財産を処分しなければいけません。
生活に必要な財産のみは手元に残せるため、自己破産をしても日常生活を送るのに問題は生じないです。
自己破産は誰でも自由に申し立てができます。
年収や職業などに特に制限は設けられていません。
自己破産のデメリットはブラックリストに掲載される点です。
ブラックリストになれば、新たにローンを組む、クレジットカードを作るといった「お金を借りる」ことは不可能になります。
自己破産すると特定の職業・資格に制限を受ける点もデメリットです。
たとえば、警備員や弁護士、税理士、建設業者などは免責が決まるまでの間は職につけません。
自己破産をしても保証人や連帯保証人には借金の返済の義務が残ります。
自己破産をしたことで保証人に迷惑をかける点に注意しましょう。
保証人に知らせずに勝手に自己破産すると保証人が借金の請求を受けます。
債務整理する際に損をしないための注意点3選
これから債務整理をする際に損をしないために以下の3点に注意しましょう。
- 債務整理をするとクレジットカードが使用不可に
- 個人再生や自己破産は官報に載ってしまう
- 自己破産には財産没収のデメリットがある
債務整理をするとブラックリストに掲載されクレジットカードが使用できなくなります。
個人再生や自己破産をする場合は、官報に記載される点も注意が必要です。
自己破産の場合は財産が没収されるというデメリットもあります。
債務整理をする際には、損をするケースがあることを理解しておくべきです。
債務整理をする際に損をしないために意識しておきたい点を解説します。
債務整理をするとクレジットカードが使用不可に
債務整理をすると保有しているクレジットカードは使用不可能になります。
債務整理をした記録が信用情報機関に登録されるからです。
債務整理をした事実は事故情報として記録され、カード会社からはブラックリストとして扱われます。
債務整理をした人は借金の返済で困っており金欠の状態です。
債務整理をした人にクレジットカードを使わせると、支払いを滞納する可能性があります。
カード会社にとってリスクがあるため、債務整理をした人のカードを使えなくするのです。
カード会社は定期的にクレジットカード保有者の再審査を実施します。
その際には必ず信用情報機関の情報を照会するのです。
そのため、債務整理をした事実をクレジットカード会社に隠すことはできません。
個人再生や自己破産は官報に載ってしまう
個人再生や自己破産を行うと官報に掲載されます。
個人再生や自己破産など裁判所での手続きをすると官報に掲載されることが法律で決められているからです。
一方、任意整理の場合は債権者とのやり取りであり裁判所を介さないため官報には掲載されません。
官報とは国が発行するもので、法律の制定・改正の情報や破産・相続などの裁判内容が記載されています。
官報は官報販売所などで販売されており、インターネット上でも確認可能です。
官報には個人再生や自己破産をした事実や氏名・住所などが掲載されます。
ただし、一般の方で官報を購読している人はほとんどいません。
官報をきっかけにして周囲の人に自己破産や個人再生がバレる可能性は少ないでしょう。
自己破産には財産没収のデメリットがある
自己破産をすると財産が没収されます。
一定の財産を処分することで債権者に配当するからです。
ただし、すべての財産を没収すると生活に支障が生じます。
そのため、没収される財産には制限が設けられているのです。
自己破産で処分の対象となる財産は、有形無形のものすべてが含まれます。
原則として換価価値が20万円を超える財産は処分の対象になるルールです。
たとえば、仮想通貨も自己破産では財産として扱われます。
自己破産で手元に残せる財産は生活に必要なものです。
冷暖房機や電子機器、通信機器、キッチン家具、一般家具といったものは残せます。
自宅や自動車、バイク、時計、アクセサリーといったものは20万円以上の価値があると残せません。
自動車やバイクなどは自由財産の拡張が認められると残せる場合もあります。
たとえば、とても交通の便が悪く自動車がないと通勤や買物などが困難な場合は残せる可能性があるのです。
債務整理の手続きを種類ごとに詳しく説明
債務整理の手続きは複雑です。
任意整理や個人再生、自己破産でそれぞれ必要な手続きや提出しなければいけない書類などは異なります。
そのため、あらかじめ債務整理の手続きの流れを理解しておくことは大切です。
任意整理と個人再生、自己破産を行うための手続きのステップをそれぞれ解説します。
任意整理を行う6つのステップ
任意整理は主に以下の流れで進んでいきます。
- 債権者への受任通知の送付
- 取引履歴の開示請求・債務額の調査
- 引き直し計算
- 債権者との和解交渉
- 和解成立
- 返済から完済
弁護士や司法書士に任意整理を依頼すると、債権者への受任通知の送付が行われます。
債債務者に対して任意整理の手続きがスタートされると伝えるのが目的です。
受任通知の送付により、催促や取り立て、返済を一時的にストップできます。
債務者に対して取引履歴の開示請求を行い、取引履歴をもとにして債務額を調査を行うのが次のステップです。
さらに、利息制限法に基づいて利息の引き直し計算を行い、過払い金が生じていないか確認する作業も入ります。
引き直し計算による結果をもとにして返済計画を立てて、債権者と和解交渉をするのが次のステップです。
和解交渉には時間がかかるケースもあります。
債権者が合意すれば、和解成立となり、和解契約書を取り交わして任意整理の手続きは終了です。
任意整理後は3年から5年かけて返済を行い、完済できれば借金問題は解決します。
個人再生を行う9つのステップ
個人再生の手続きを進めるための9つのステップを以下にまとめました。
- 専門家との委任契約締結
- 受任通知の送付・取引履歴の開示
- 個人再生申立書類の準備
- 個人再生の申立・個人再生委員の選出・履行テストの開始
- 個人再生委員との面談・再生手続きの開始
- 金融業者による債券届出の提出・債権者による債券認否一覧表の提出
- 再生計画案の提出
- 再生計画案の認可・不認可の決定
- 再生計画に基づいた返済のスタート
個人再生を行うならば、弁護士や司法書士と委任契約を締結するのが一般的です。
専門家に依頼すると、まずは債務者に受任通知が送付され、取引履歴の開示を要求します。
その後は各種調査を行い、個人再生申立書類の準備を進めるという流れです。
準備が完了すれば、裁判所に必要書類を提出して個人再生の申立を行います。
裁判所によっては個人再生委員の選出や履行テストを受けなければいけません。
個人再生委員とは面談をする必要があり、問題がなければ個人再生手続きがスタートします。
個人再生の手続きでは、金融業者が債権届出書を裁判所に提出し、申立人は債権届出書の内容を認めるか確認しなければいけません。
債権届出書は借金額に関する書類で、内容に問題がなければ債務者は債権認可一覧表を提出します。
次に申立人は再生計画案を作成して裁判所に提出し、裁判所の判断により認可・不認可が決定し、個人再生の手続きは完了です。
認可されたならば、再生計画に基づいて返済を進めます。
自己破産を行う7つのステップ
自己破産を進めるために必要な7つのステップを以下にまとめました。
- 専門家と委任契約を締結
- 受任通知の送付・引き直し計算
- 自己破産の申立・即日面接
- 破産手続開始決定・破産管財人の決定
- 管財人面接
- 債権者集会
- 免責許可決定
自己破産の手続きは弁護士や司法書士など専門家に依頼するのが一般的です。
専門家と委任契約を締結すると、専門家はすぐに受任通知を債権者に送付します。
債務者から取引履歴を開示して引き直し計算を行い、債務額が確定するという流れです。
申立書類を準備した後は、裁判所に自己破産の申立をします。
申立をした当日に裁判官と面接を行わなければいけません。
ただし、面接は専門家が代理で出席してくれます。
面接の翌週に裁判所から破産手続開始決定が出され、破産管財人が決定します。
破産管財人との管財人面接を受ける必要があり、正直に回答しなければいけません。
また、裁判所で裁判官と破産管財人とともに債権者集会に参加します。
債権者集会は依頼者本人も出席しなければいけません。
債権者集会から1週間程度で裁判所が免責許可決定を出します。
免責許可決定が出てから1ヶ月程度で決定が確定し、法的に借金が免除されるのです。
債務整理についてよくある質問
債務整理に関してよくある質問は以下の2点です。
- 弁護士司法書士に相談するメリットはどのようなものがある?
- クレジットカードの債務整理も可能か?
債務整理を専門家に依頼してどんなメリットがあるのか、クレジットカードの借金について債務整理が可能なのかについて解説します。
- 弁護士・司法書士に相談するメリットはどのようなものがある?
弁護士・司法書士に依頼すれば、自分で債務整理の手続きを進める必要がなく、負担が軽くなります。
債務整理の手続きは専門的な内容が多く、たくさんの書類を用意する必要があり、負担が大きいです。
専門家に相談しないと手続きでミスが生じる可能性もあります。
弁護士・司法書士に相談すれば、手続きの代理を依頼することができ、最短で債務整理の手続きを完了できるでしょう。
借金問題をできるだけ早く解決したいならば、専門家に相談するとよいです。
- クレジットカードの債務整理も可能か?
クレジットカードの支払いを滞納した場合も債務整理の対象になります。
クレジットカードの返済額について交渉すれば利息のカットや減額を実現できるかもしれません。
クレジットカードの滞納について任意整理や個人再生、自己破産の手続きを取れます。
クレジットカードの利用はクレジットカード会社に立て替えてもらい、後で支払う仕組みです。
意識していない人が多いのですが、クレジットカードの利用も借金の契約と基本的に違いはありません。
【まとめ】債務整理は自分に合ったものを吟味しよう
- 弁護士・司法書士に相談すれば借金の負担が軽くなる
- 実績を重視して専門家を選ぶことが大切
- 相談料・着手金0円など費用の安さも大事
債務整理を活用することで借金問題を解決できます。
任意整理は利息をカットでき借金の負担を軽減できる手続きです。
個人再生は借金を大きく減らせます。
自己破産の場合は借金返済が免責され、借金を0にできるのがメリットです。
債務整理の各種手続きを活用したいならば、弁護士や司法書士などの専門家に依頼しましょう。
専門家に相談することで手続きの代行を頼むことができ、債務整理を成功に導いてもらえます。
ただし、弁護士・司法書士事務所はたくさんあり、選び方を誤ると失敗する可能性が高いです。
費用の安さや実績を重視して弁護士・司法書士事務所を選ぶと良いでしょう。
弁護士・司法書士事務所を選ぶ際には自宅からの通いやすさや分割払い・後払いへの対応、対応時間なども大事です。
債務整理を専門家に依頼したいならば、本記事で紹介した弁護士・司法書士事務所をおすすめできます。
いずれも確かな実績があり、費用が比較的安価で満足できる弁護士・司法書士事務所ばかりです。
専門家の力を借りて債務整理を進め、借金問題を解決してください。